2005/12/28

捏造

ここ二日間帰りが遅かったので書き込めず,数日遅れのネタですが.

ES細胞の話は全て捏造だったそうだが,正直あまり驚かない.論文読んでも嘘は分からないし,だからといって査読過程で第三者の追実験など不可能.結局,研究者の倫理に頼るしか道はないのでは.研究の透明性を高める努力は必要だと思うが.

研究の透明性を保つためには,利用データや結果を導いた過程などを公開する必要がある.私の研究の話をすれば,出てきた絵(カルトグラム)の形が良くなければ,ちょこちょこっと修正して…なんてことをしてもまずバレることはない.だからこそより一層,研究の透明性を担保することが必要だと思うので,プログラムは学位論文の付録としてWebで公開.プロのプログラマーの人から見ると未熟なプログラムだと思うのであんまり見せたくはないが.

未公開のデータをもとに議論をする場合などは,透明性をどうやって確保したらいいんだろうか?アンケート研究なら,個人情報を隠して個票をPDFで公開?
話は変わるが,先ほど無事年賀状を投函.30日の前に出せたのは何年ぶりか.しかし,大掃除は…

2005/12/25

Happy Holidays!

"Merry Christmas!"というフレーズはもはや"Politicaly Incorrect"らしい.

ちなみに,Googleで"Politicaly Incorrect"を検索すると,Politically Incorrect With Bill MaherというTV Show.

2005/12/24

吉例顔見世興行

京都の冬の風物詩,南座の吉例顔見世興行.「招き」が華やかである.今年は「中村鴈治郎改め坂田藤十郎襲名披露」.
南座は元和年間(1620年頃)より続く歴史ある劇場らしい.(松竹Web) 初めて劇場内に入ったが,開場までは四条通に面した入り口の前の歩道に人がごったがえす.開演時間の15分前に開場.入り口から客席のドアまで10mほどしかなく,正面にロビーがないという構造にちょっと驚いた.
第三幕後半の「本朝廿四孝 奥庭」での藤十郎の人形振りがすばらしかった.まるで人形遣いがあやつる文楽人形のような動き. それにしても,最近遊んでいる報告ばかりをしているような気がする.

2005/12/23

続 人口減少社会

気象庁が暖冬予報を撤回したらしい.昨日は,鹿児島で11cm,屋久島でも降雪があったそうである.ちなみに故郷の近くの神戸でも1cmの積雪があり,12月としては観測記録史上初なんだそうである.

話は全く変わって人口減少社会の話であるが,今朝の新聞を見ると石原都知事は移民受け入れの持論を披露したそうである.日頃の外国人労働者に関する発言とはかけ離れていて,驚きである.

昨今,移民の受け入れに関して多少の議論がなされている.しかし,日本の労働力減少は2020年頃には年間100万人(人口のほぼ1%!)にも達するとの予測を考えると,それをすべて外国人労働者の受け入れでカバーするのはあり得ない.もちろん,少子化対策・移民の受け入れの施策は重要であるが,今後,人口・労働力の減少を大前提として国の行く先を考えていくべきである.

今のままだと,2050年には人口は9200万になるそうである.ただ,ものすごく減ったように感じるが,1960(昭和35)年の水準である.8000万でも1948(昭和23)年.今,正しい方向に向かえば…

人口減少社会

とうとう今年から,人口が減少するらしい.少子化の原因として,女性の社会進出による晩婚化,出産・育児対策の遅れ,教育費負担増などいろいろいわれている.もちろんこれらはそれぞれ少子化に寄与しているのであろう.

しかし個人的な意見を言えば,「明るい将来が見えないから」である.宗教・民族対立が絶えずテロが頻発,HIV・新型インフルエンザなど新たな病の蔓延,日本では高負担社会の到来である.未来が現在よりも素晴らしい世の中になるというような楽観的希望は抱けない.戦後のベビーブームは,もちろん出征していた兵士が家庭に戻ったことも原因であろうが,戦争が終わり明るい将来を見ることができたからという側面も大きいはずである.小手先の少子化対策でどれぐらいかわるものだか.

ところで,日経新聞の夕刊に人口減少社会に関してコメントが載っていたが,その的はずれぶりに驚いた.「高齢化進む地方自立は難しく」と書いてある.若者が集まる都会に比べて,高齢者が多い地方は働き手もおらず,食っていけないという話であった.

確かに,現状では地方の方が高齢者比率は高い.しかし,団塊の世代が高齢化するころには,状況は一変する.集団就職などで都会に大勢が移動した世代が高齢者になると,都会の高齢者比率は今まで地方で起こったよりも急速に上昇し,20年ほどの間で東京都は全国で最も高齢化した地域になることが予測されている.

高齢化は,地方では終わった話,都市ではこれから顕在化する問題である.なのに,地方の問題であるかのようなステレオタイプのイメージを押しつける文章,センスなし.

2005/12/20

Google Analytics

先月よりGoogle AnalyticsというWeb解析ツールを使っていたが,ここ1週間,急に海外からのアクセスが増えてきた.アメリカ・イギリスといった国に始まり,ラトビア・コロンビアといったちょっと珍しい国からのアクセスもある.日本語ページしかないのに.

まずい.早く6ヶ月以上「作成中」になっている英語ページを作らないと.

2005/12/19

ウォーム ビズ

日本海側を中心に大雪らしい.名古屋でも58年ぶりの積雪.寒い.

そんな中でも,私の家では暖房をほとんど入れていない.どうせ起きている時間はそれほど家に居ないし,居てもコートにマフラーしてると外にいるよりははるかに暖かい.当たり前か.脱ぐのが面倒なだけ,という話もあるが.

とりあえず,ウォーム ビズを実践している模範的行動,環境省の表彰もんだろう.オフィスじゃないので対象外?

2005/12/14

耐震強度偽装問題

今日のニュースは,耐震強度偽装問題の証人喚問一色である.姉歯元建築士は相変わらず淡々と証言.犯罪行為が発覚し国会に呼び出されて平静でいられる人はいないと思うから,きっと感情が表情に出ない人なんだろう.こういうときには,まるで何とも思っていないように見えるのは損だな.

それにしてもこの問題の再発防止はいかに?分からないのは建築確認で何をチェックしているか.建坪率・容積率とか斜線規制とか避難ルートとかそういうところだけ見てるんだろうか?分からん.

そもそも巨人が住むことはないんだから,天井の高さが20mになったり,部屋が千畳敷になったり,20tの加重が床にかかったりすることはない.だったら,住宅建築物の構造なんてどれも似たり寄ったりじゃないのか.地盤ぐらいしか変わらないんだから,住宅建築物の構造は土木構造物に比べればはるかに多様性がないだろう.なのに毎日図面を見ている人が気づかないのはどうかしてるんじゃないのか,と思う.

きっと確認検査機関というのは書面上の不備だけを指摘するような,ある意味「官僚的」な組織なんだろう.

2005/12/12

寒い

朝,柏の葉キャンパス駅で降りるとものすごい冷気を感じる.間違いなく2・3℃は都内に比べて寒い.震えながら自転車で大学へ.駅周辺は草木もない更地なので寒風が吹き抜ける.

今まで,夕食は大学周辺(2km?圏内)の店に自転車で行っていたが,日が落ちてからの寒さは更に辛い.駅に向かう帰り道は更に厳しい.

寒さに慣れたおかげかは分からないが,自宅では暖房いらず.

2005/12/11

発作的旅行

最近,全く研究の話を書いていない気がするが,旅行の話を.

旅行が趣味だと以前書いたが,時々無性にどこかに行きたくなることがしばしばある.便利な時代になったもので,国内・海外問わずネットで切符が買えるようになってしまった.なので,旅行欲を満足させるため翌日の割引切符を購入し出かけることが年に数回.さすがに,当日に成田で切符を買ったことはまだないがそのうち…

たまたま今日がその「旅行日」にあたったので,日帰り旅行.朝6時出発,夜11時頃帰宅. 下の写真が,朝・昼・夜の写真.それなりに特徴的な写真(特に夜)だが,全ての場所が分かる人はそれなりの旅行マニアかも.

2005/12/10

年賀状作成中

本日は年賀状作成.毎年,30日前後に作成してるような気がするが,「僭越ながら,年賀状はもう作成しました」というS氏の発言に触発されて早く取りかかる.

書くスペースが狭くなるから,という不純な動機で購入した絵入り葉書.しかし,自分で絵を作成することにしたので邪魔になる.郵便局に持って行ったら,無地の葉書と交換してくれるんだろうか?手数料取られるなら嫌だな.

2005/12/07

趣味: 旅行・読書

極めて平凡な趣味である.

この二つを同時に楽しめるのが,旅行先での読書ではなく,旅行書の読書. 我が家には行ったことのない,行く予定もない場所のガイドブックが転がっている.

しかし,日本のガイドブックには,読んで面白いものは少ない.俗に「地球の迷い方」と呼ばれる某シリーズなんぞ,内容が薄く読書には耐えられない.きれいな写真もないし.

かつて発売されていた「ミシュラン・グリーンガイド」は,歴史背景など詳細に記述されておりかなり読み応えのある面白い旅行ガイドブックだった.しかし,細長い形状,字の細かさ,アルファベット順の記述,あるいはホテル・レストラン等の記述が全くなかったことが日本では受け入れられなかったのか,日本語版はすぐに絶版.

そんな中,今,読書に最もお勧めなのが「ナショナル ジオグラフィック」のガイドブック.「グリーンガイド」には写真はなかったが,ナショナル ジオグラフィックは美しい写真が満載である.今週月曜日に「ヴェネツィア」「プロヴァンスとコート・ダジュール」が発売になったので,早速購入.読むのが楽しみである.

ただ「ナショナル ジオグラフィック」の問題は,地図がほとんどないこと.現地では使いにくい.地図の現地調達が不可欠である.

2005/12/05

防災訓練

今日は,柏キャンパスの防災訓練があった.避難訓練・起震車体験・煙体験・消火訓練を行う.

避難訓練の設定は,地震が発生しその後火災が発生するというもの.といっても,火災が発生したのは100m以上離れた物性研の建物.なら避難しなくてもいいのではないかと思う.みだりに建物の外に出るのは,窓ガラスなどが落下してくる可能性があって危険ではないのか?実は,構造計算書の偽造とか手抜き工事とかにより,建物の中にいるのが危ないことを想定?

起震車体験は,実際の揺れ(1995年兵庫県南部地震と2003年宮城県沖地震の体験)よりも遙かに穏やかに感じて,あまり効果ないのでは?と思う.

煙体験も,周りが全く見えないことは実感したが,普通に呼吸してしまったので…

消火器の使い方の確認だけは,バッチリ.

2005/12/04

データ集計中

この2日間はAccess・ArcGISを使って東京のプローブカーデータと格闘.

今まで使用していた道路網のデータが間違っていたことが判明.新しいファイルを使って集計し直すと正しそうな結果が.一安心.

しかし,一つ一つの操作に時間がかかる.もうちょっと早いパソコンが欲しい.

2005/12/03

平成の大合併

最近,購入した「平成の大合併 全国市町村(2006年版)」東京地図出版を眺める.都道府県ごとに,合併が盛んになる前と最近の市区町村界を表した地図.変化のあった自治体が赤く塗られており,合併のあったところが一目で分かるようになっている.

こんなにたくさん変わっていたのかと驚く.新潟県など真っ赤.2000年末には20市57町35村だったのが,2006年3月末には20市9町6村になるそうな.島根県は2004年9月末に59自治体あったが,そのうち合併に関わっていないのは6しかない.こんなに盛んなのに,身の回りで住所が変わったとは聞かない.

不思議なのは,飛び地が多いこと.特に,津軽半島はひどい.(青森県)これで,効率化できると思っているんだろうか?

あと,不満なのは市町村の名前.「南セントレア市」がなくなったのはよかったが,似たり寄ったりのものが多い.「四国中央市」「奥州市」などやたらと大きな地域名をつかったものや,全国的に有名な地名を使った名前.「四万十市」「四万十町」がならび,その間に「黒潮町」.悪い冗談としか思えない.

もっとひどいのは,全く由来が分からない名前.「みどり市」「さくら市」「大空町」ってなんだ?最悪は「つくばみらい市」.住んでたら恥ずかしくて人に言えない.

また,難読地名でもないのにひらがなでかかれた市町村名が多い.「ふじみ野市」「みなかみ市」「かすみがうら市」「さぬき市」「さつま町」「南さつま市」など,決めた人の見識が感じられない.こんな漢字が書けないとでも思ったのだろうか.やたらとひらがなにする風潮の中,「匝瑳市」「宍粟市」「宇陀市」「曽於市」などを見ると,きっとまともな人がたくさん住んでいるような気がしてくる.

いろいろ書いたが,一番ひどい地名は「埼玉県さいたま市」だと思う.せめて「埼玉市」にして欲しい.もっとも,浦和や大宮の辺りは「埼玉」の名前の由来ではないらしいのでそれでもひどい名前だが.

2005/12/01

WinBUGS

本日,昨日までの集中講義の参考書を入手.終わった後に届いても という感じだが,復習するにはちょうどいいかも.まだ開いていないが…

集中講義最終日は,ソフトウェアの演習があった.手を動かすと,やっていることのイメージが湧いていい.使用したのは,WinBUGSR.Rは触った(使ったとはいえない)ことがあったが,WinBUGSは初めて.

ソフトウェアの名前にBUGSと付けるのはBayesianのユーモア,だとのこと.Bayesian inference Using Gibbs Samplingの略のようだ.使い方はいたってシンプルで,モデルを「式」のように書いてパラメータに事前分布を与え,データを入力したり初期値を与えたりすると,Markov chain Monte Carlo(MCMC)をやってくれるらしい.早速,今日ソフトウェアを自分のパソコンにインストールして計算してみようと思ったが,結局授業中に使った例題を再現して操作法を忘れていないことを再確認して終わり. 自分のしたい計算ができるようになるまでは時間がかかりそうだ.

Rの方は,GeoRというライブラリを使ってKrigingを行っていた.時間が短かったことと,コマンドをいろいろ入力する必要があることから,よく分からなかった.とりあえずPending.